気難しいカマンベール

カマンベール・ド・ノルマンディー。
この娘は、気難しい子でね。


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香りをかいで、触って、
ソロソロ、良いかな?と思って切ってみても、
マダマダ、だったりします。

買って来てもらって、にゃお氏が次の出張から帰って来てから開封したのに、
「マダマダ」な状態。
我家にやって来て、2週間半くらい追加熟成させて待ってみたのに。

それでも美味しいのだけど、ね。



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今回のこのパッケージがイイですよ。
カマンベール・ド・ノルマンディーを学べます!

オタマの様な柄杓で掬って、左側の型に詰める場面です。

無殺菌のミルクに、スターターの乳酸菌を入れて、レンネットと言う凝乳酵素を入れると、
ミルクがフルフルに固まって来ます。
これを「カード」と言うのですが、この固まり具合が、とっても重要。
上等な中華料理屋さんで出て来る、フルフルの杏仁豆腐くらいの固まり具合。

カードを「ルーシュ」と呼ばれる柄杓で掬って5回で、型に入れる。

この工程も原産地名称保護を名乗るには、規定として決められていて、
「ルーシュ」で「5回」なのである。
パッケージには、ルーシュで型詰めしました。と必ず書いてある。


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でも、この、ルーシュによる型入れ、手作業で行う工房と、機械で行う会社があるそうで。
パッケージを見ただけでは、その違いが分からないのが残念。
時間と労力と愛情を掛けて手作業で行う工房の
カマンベール・ド・ノルマンディーを出来れば買いたいですよね。

規定を作った当初は、
まさか、「ルーシュによる型入れ」を機械化出来るなんて思ってもいなかったでしょうから、
「手作業で行う事とする」なんて規定は無いわけですけど。

原産地名称保護のマークが付されている、という事は、
どれでも同じ規定を守って作られた物ですよ、と言う、
品質保証でもあるわけですから、
「手作業」と「機械化」とが混在してしまうと、
買い手側も何を基準にしたら良いか、解らなくなってしまいます。

そして、何よりも、
真面目に「手作業」でこだわって作っている作り手さんが
バカを見る様な事があってはならないと思うのですよ。

「手作業で行っています」って書いても良いんじゃないかなぁ、
と思ってしまうのでした。

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Commented by erikaboy1425 at 2018-05-19 23:21
そうなんですね。
やっと開けて、まだだった〜!と言うのは悲しいです。

それを回避するためには、カマンベールじゃなくてブリードモーを選びがちな私です(笑)。
Commented by miccahang at 2018-05-20 11:38
erikaさん ∞ ほんとにー!えー!まだなの~~!って、思っちゃいました。
って言うか、じゃ、いつなのよ!?とも(笑)

白カビさんのチーズは、カットしてしまうと、品質を保持するのが大変なので、
フランスで買って日本まで持ち帰る事がちょっと難しいんですよね~。
真空パックにしてもらう訳にもいかないですしね^^
こうなったら、ブリドモーをホールで買うしかないですね (≧▽≦)
by miccahang | 2018-05-19 15:42 | ・フランスのチーズ達 | Trackback | Comments(2)

チーズとワインと海外旅行


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