人気ブログランキング | 話題のタグを見る

マラムレシュの素敵なお宿

今回の旅で、一番の目的は、ルーマニア北部マラムレシュ地方へ来る事でした。


日曜日には昔ながらの衣装を身に纏い、教会へ行く。
そんな暮らしをしているのだそう。


そんな光景に出逢いたくて、土曜日にマラムレシュの小さな村に宿を取りました。
小さな村にはホテルは無く、ペンションに泊まります。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_09404334.jpg

古い家屋を改装したペンションですが、外観は完璧に美しく新築のよう。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_09420916.jpg

サロンで、コーヒーを頂きながら、ペンションのオーナーとミーティングをする氏。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_09434107.jpg

壁には、古い織物が飾られていて、とっても素敵。
こちら、100年前の物だそう。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_09454161.jpg

階段を駆け上がるオーナーさん。
若い女性なのですが、ビジョンがしっかりしていて、
「売り」はこの地方でしか味わえない物だと言う考え。
本当にそう思います。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_09472977.jpg

床やソファーにも織物が掛けられていて温かみがあります。
ここに泊まるだけで、マラムレシュに来たと実感できるお宿です。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_09481704.jpg

私たちの部屋は、二階でした。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_09485538.jpg

窓は、天窓だけなのですが、とっても明るい。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_09494231.jpg

羊さんの毛皮の足マット。
ふわふわ。

バスルームも新品で、気持ちが良くて。
ただ、部屋のドアが古いものだったので、建て付けも悪くなってしまっていて、
鍵が閉まりにくい。

ただでさえ、アタシは、ヨーロッパのホテルの鍵と相性が悪いので、
まず、開け閉めが出来ない。

慣れてるにゃお氏でもちょっと苦労していました。





夕食をオプションで付けて貰いました。
村には、小さな商店があるくらいで、カフェも無い村なのです。

マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_09505782.jpg

サロンの奥にあるダイニング。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10001675.jpg

素敵なんです~


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10005071.jpg

お皿も素焼きの物。
素焼きのグラスでワインを飲んでいると、
なんだかタイムトリップした様な気分になります。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10013407.jpg


透明のボトルは、ホリンカと言う自家製の蒸留酒。
左のボトルは、赤ワインにホリンカで酒精強化したような甘めの赤。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10041697.jpg

でもやっぱり、暑かったので、ビールから行きます。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10045600.jpg

これも食べたかった一品。
チキンで出汁を取ったパスタ入りのスープ。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10055528.jpg

味わいが優し過ぎる。
ママの味って感じ。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10065413.jpg

ルーマニア版肉じゃがって感じのお袋の味。
お肉がホロホロ柔らかくって。


どちらも家庭料理だと言うことで、レストランでは食べる事が出来なかったので、
しみじみ美味しく頂きました。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10091458.jpg

デザートは、パウンドケーキ。
素朴な甘さ、これもママの味。






朝食も美味しかった。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10124840.jpg

ママリガ、フレッシュなチーズ、自家製ジャム。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10201552.jpg

肉団子やラルドの様なベーコン。
塩味控え目、酸味がさわやかなチーズ達。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10210660.jpg

半月型のパン。自家製の石釜で焼かれた物。
ローズマリーの入ったパン。
これが美味しかった!


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10222865.jpg

左の壷はミントティー。
自家製。


マラムレシュの素敵なお宿_b0129725_10242516.jpg


食事、お部屋、大満足のお宿でした。

Commented by erikaboy1425 at 2016-08-10 22:50
あーなんて素晴らしいお宿。
素朴だけど、そこらへんの気負ったホテルにも負けないくらいの主義主張を持って誇り高い。
そのまま家でも真似したいインテリア。
いつまでも印象に残るホテルですね。

記事を読ませてもらった私まで大満足でした。
micca さんの旅は一味違いますね!。
Commented by miccahang at 2016-08-11 00:17
erikaサン ∞ 本当にそう思います!
想いが強いから「誇り高い」のですね。
そこでしか味わえない価値に「誇り」を持つ。
主義主張の無い体裁だけが整っているホテルと比べられないと思いました!

色々と考えてしまうのですが、
日本って奥ゆかしいお国柄ですしね、
これでもか!って主張しないのが良しですよね。
でももう少し、日本のホスピタリティの高さなどは押しても良いと思いますよね。

いや~ん、「一味違う」なんて、この上ないお褒めの言葉です!
こんな事がしたい~と思って行った旅行をそんな風に言って貰えると、嬉しくてたまらないです!
Commented by りりー at 2016-08-14 23:29 x
織物のセンスの良さにキュン♡
柄on柄なのにステキ♬
それにしてもヨーロッパの鍵と相性が悪いなんて、
あ~たの初めて知る一面だわん。
あたいは最近、愛車(チャリ)の鍵との相性が悪いと思ったら、クレ5-56さしてもらったら快適よ。
あ~、スッキリスッキリ♬
Commented by miccahang at 2016-08-17 00:30
りりーちゃん ∞ そぉなの!
古いタイプの鍵は、まぁ~、開けられないよね^^;
カード式のドアでも、一回では開けられない事もあるんだわさ~

「相手の気持ちを解かってない」ってにゃお氏に言われるわん。

んま!愛車の鍵が開かないと、死活問題だわね!
オクレ兄さんで、スッキリスッキリ~で解決♪エガッタ~♪
愛車を引きずり帰るのはさすがにキツイやね~^^;
by miccahang | 2016-08-10 10:33 | ・ルーマニア田舎旅行 | Comments(4)

チーズとワインと海外旅行


by micca
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31