グラナ・パダーノの嫉妬

にゃお氏の同僚が、グラナ・パダーノの工場見学へ行って来たそうで、
30ヶ月熟成モノを頂いた。

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封を開けると、パイナポーの様なフルーティーな香りが、ぱっと広がります。
ぁ~、かぶりつきたいッ♪


見学の模様を伺ったのだけど、
どうも、グラナ・パダーノのパルミジャーノへの妬みが端々に感じられて、ちょっと笑えました。


もともと、パダーナ平原で作られていた大型のチーズは、カゼウス・ヴェトスと呼ばれていたのだけど、
粒状に砕ける見た目から、グラナ(粒状の)チーズとも言われていたのですね~。

それぞれの地域で味わいが異なっていたそうで、
パルミジャーノやマントヴァーノなどなど、地名で呼ばれる事もあり、
「パルミジャーノのモノは、品質が良い」と昔から別格扱いされていたらしいのですよね。


近年になって、原産地呼称制度が確立される中で、
製造方法や原材料などをより厳しく規定した「パルミジャーノ・レッジャーノ」は、
グラーナ・チーズから独立して行くワケですね~。

そして、イタリアチーズの「王様」なんて言われるまでに、その格を上げて行きましたとさ。
めでたし、めでたし。


パルミジャーノ的には、ハッピーエンドなオハナシですが、
グラナ・パダーノ的には、
ちょーーっと待ったーーー!
パルミジャーノばっかり一人勝ちして、ずりーー!
なんで、そっちが「王様」でこっちは「キッチンのハズバンド」なんだよ!ってトコロでしょう。


パルミジャーノよりも価格が御手頃なグラナ・パダーノは、
料理にじゃんじゃん使えるって事でそんな風に言われてるのですね~。


でもね~、ほんとに、パルミジャーノに引けを取らないくらい素晴らしく美味しいのに、
イマイチ、知名度が低く、安価な価格設定にされちゃうのは、ちょっと可哀相だな、とは思うのだけど、
じゃあ、パルミジャーノみたいに、規定を厳しくしてもっと高品質に作る努力をすれば良いじゃ~ん、って思っちゃう。



とは、言え。
この上なく美味しいんですよ。

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モデナのバルサミコ酢、トラディツィオナーレとも合うよ~


グラナ・パダーノ協会が作成してる小冊子を貰ってきてくれた。
左は、ワタシがパルミジャーノを見学した際に貰ったパンフレットですが、ソレと比べると、すごくしっかりした冊子を作っていて、頑張ってる感がひしひしと伝わってきました。

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Commented by erikaboy1425 at 2014-04-14 19:43
バルサミコ、つけていただくのでしょうか?ちょっと想像がしづらいですね。
ゴルゴンゾーラとか柔らかい系を思い浮かべますが。

パルミジャーノはどうしても24ヶ月とかになるとそれなりにします。。私は若いのでも好きですので、熟成度より量を選びます(笑)。
Commented by miccahang at 2014-04-15 11:44
erikaサン ∞ そうなんですよ~。
パルミジャーノにバルサミコのトラディツィオナーレを付けるのは定番的なんですよね♪
御料理に使うバルサミコみたいに酸っぱくなく、芳醇な甘みがあるので、
とっても合うんですよね。同郷の特産品同士ですしね*^^*
ワタシも、御料理には若いモノを、チビチビかじりながら
ワインのアテにするなら熟成の進んだものをと使い分けています♪
by miccahang | 2014-04-14 16:06 | ・イタリアのチーズ達 | Trackback | Comments(2)

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